Blogの更新がとどこおっておりすみません!
映画「カタブイー沖縄に生きるー」プロデューサーの宮平です。
1月12日の試写会から2月4日の初日舞台あいさつ・ミニライブを成功させるために色々動き回っており、ドッタバタと時間だけが過ぎてしましました。
沖縄好きにとってはたまらないフリーペーパー・・・
箆柄暦ぴらつかこよみさんの2月号表紙にダニエル監督を取り上げていただいたのですが、その時の様子がとても印象に残っており、ちょっと詳しくお伝えしたいと思います。
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ダニエル監督表紙の箆柄暦2017年2月号 |
ご取材いただいたのは1月10日・・・約1ヶ月前!
場所は・・・
ゲストにお呼びいただいたりして、たくさんお世話になっております
エフエム那覇さんの美栄橋スタジオでした。
ちょっとした舞台スペースなどもあり、大きな書店ジュンク堂さんも近くにあったりと、新しい文化発信の場所となりそうな予感がします。
宮平到着したさいは、すでに、写真撮影が始まっておりました!
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採用はこちらでした! |
ダニエル監督、足長くて羨ましいかぎりです。
さて、箆柄暦(ぴらつかこよみ)さんについては・・・
すでに
「沖縄の情報フリーペーパーといえば!」という存在なのでご存知の方も多いかもしれませんが・・・・
(小声)意外と、盲点なのが「沖縄に生きる人」なのです。かくいう、5〜6年前の宮平(←生まれも育ちも那覇・・・)も、数年前は、「ぴらつかって何語だろう」と目をシバシバさせていた一人です。
ということで、DeeOKINAWAさんのこの
記事も参考に、簡単に説明します!
箆柄暦(ぴらつかごよみ)とは・・・・
・2003年創刊1000部からスタート
・ぴらつか、とは、八重山の方言で「怠け者」の意味、でも、三線などは得意で祭りの場面になると大活躍する人のこと・・・
詳しくはこちら
・遊ぶときに役立つカレンダー=「沖縄版ぴあ」を目指した!
ダニエルさんとはぎのさんは、栄町の生活の柄(常連さんは「ガラ」と呼ぶようです)でよく鉢合わせしてお話しする仲だそう。そのダニエル監督のたっての希望もあって、はぎのさんに「カタブイー沖縄に生きるー」を見ていただきました。
改めて、作品になったダニエルさんの想いをみたときに、
「同じ時期、ちょうど同じ時間を沖縄で過ごしてきた者として、沖縄への思い(複雑な気持ちにも)すごく共感し、でも、やはりなぜ自分が沖縄に惹かれるのか、という根本を再認識し、とてもしっくりきた」
「同じ時間を過ごしてるけど、・・・出会った一人一人と、こういう風にディーブつきあうことってなかなかなかったかもしれない。ダニエルさん、すごいね」
はぎのさんのつぶやきの一つ一つが、すごーく嬉しかったです。
箆柄暦さんのエフエム那覇でのインタビューは みっちり1時間弱行われ、
とてもよい質問ばかりで、宮平も横で懸命にノートをとっていました(笑)。
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箆柄暦のはぎのさん(右)と高橋さん
ダニエル監督(中央)
紙面の都合上、掲載されなかった部分ではありますが、沖縄との出会を恋に例えたダニエル監督の想いに、ハッと気づかされる部分が多かったので、このときのご取材から抜粋します!
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Q:沖縄への想いの変化について
「まるで恋愛のようかもしれない。
最初は一目惚れです。すべてが新鮮で、すばらしく思える。
でも、その時期が過ぎると、嫌なところも目について
「相手を変えたくなる」。でも、そう簡単に、相手は、変わらない。変えられない。
そのことにも、気づいてくる。多くの人は、そこで諦めて、恋が終わる。
でも、いろんな部分があっても、沖縄がやはり好き、と
ぼくは思ったから今ここにいる。」
なるほど・・・ 沖縄を、沖縄そのものとして、受け入れられるか、いなか。
宮平も沖縄に生きる者の一人として・・・
数々の人が、「沖縄はいい!」と来てみては・・・
「ダメだダメだ!」と、去っていくのもみてきました。
その度に、私は、うちなーんちゅとして
「沖縄に、何を期待していたのかなぁ」と物悲しくなったものです。
ダニエル監督や、映画「カラカラ」で沖縄を舞台した師匠のガニオン監督の沖縄に対する姿勢をみていると、日本や沖縄に対する熱い思いと同時に、誰よりも深く知ろうとする態度と探求心、謙虚な姿勢に、いつも感心したものです。
この姿勢からうちなーんちゅが学ぶことも、とても多いと思います。
でも・・・もしかしら、映画のなかに登場する沖縄の人が体現しているように、「受け入れて、自分のものにして共存する」ことも、苦難の歴史のあった沖縄だからこそ、うちなーんちゅのDNAに「受容と寛容の精神」が育ったのかもしれません。
(※ただし、これは、基地などの受入れに対して寛容という意味ではございません。誤解のないように。)
映画「カタブイー沖縄に生きるー」を通じて、少しでも多くの人が、沖縄の心に触れる機会となればと思います!
箆柄暦(ぴらつかこよみ)のダニエル監督
インタビュー記事はこちら
ダニエル監督が表紙の箆柄暦(ぴらつかこよみ)
2017年2月号は以下の場所・方法で手に入ります!
箆柄暦(ぴらつかこよみ)設置場所
県外のマップ
沖縄県外では、全国約500店舗の沖縄料理店・物産店で入手できます。
県内のマップ
沖縄県内では、ゆいレールの駅、公共ホール、ライブハウス、カフェ、ジュンク堂書店那覇店、桜坂劇場など、イベントに興味のある、情報感度の高い人が集まりそうな場所に設置しています。そのほか入手方法については
こちらをご覧ください。
ぴらつかアプリもあります!
https://www.lexues.co.jp/product/290/
映画「カタブイー沖縄に生きるー」
2017年2月4日(土)〜3月3日(金)
桜坂劇場でただいま大ヒット上映中!